エンデューロ大解説
レースに興味あるけど???な方向けの解説です(文字ばかりでスミマセン)
RG3JAPAN・BIVOUAK OSAKAは毎週のようにどこかのレースにパドックを出していますのでレースに挑戦される方はお気軽にお声がけ下さい。会場ではパドックを用意し快適なレース活動をサポートします。寂しく心細い思いもしなくて大丈夫。みんなでワイワイとレースを楽しみましょう。
➡MFJ(日本モーターサイクルスポーツ協会)が主催するオフロード競技は4種類あります。
○全日本モトクロス選手権
○全日本トライアル選手権
○全日本スーパーモト選手権
○全日本エンデューロ選手権
その中でも車種を問わずオフ車乗りなら誰でも参加できるエンデューロ競技は比較的参戦しやすくおすすめです。基本的に耐久レースなので、一部のトップライダーを除けば、完走を目的とするなどエンジョイライダーが多数を占め、みんなでワイワイやる感じ。ほとんどのライダーが1周回すらできないようなハードエンデューロが大人気なのも競技というよりお祭り感覚が強いからだと思います。
➡エンデューロレースには2種類のビッグイベントがあります。
○JEC(全日本エンデューロ選手権)
○JNCC(全日本クロスカントリー選手権)+WEX
※RG3及びBIVOUAK大阪はJEC、JNCC、WEXwest全戦に出展!
エンデューロについては自然地形を生かした云々・・・とググってみれば理解できると思いますが競技の種類となると少し難解になります。MFJが主催する全日本エンデューロ選手権(JEC)はオンタイム競技(一台ずつスタートしてタイムを競う)で、国内最大規模で開催されるJNCCは一斉にスタートしてシンプルに規定時間内で順位を争うレースです。
【JEC】
JECはISDEやRALLYに共通するオンタイム競技。よーいどんではなく、一台ずつスタートしてテスト区間(タイム計測)の合計タイムで順位を競います。またクラス毎にTC(チェックポイント)の通過タイムが決められており、時間通りに通過しなければペナルティーが付されるなどゲーム性が高いレースといえます。※オンタイムって???という方向けに最後にもう少し詳しい解説加えます。
■全日本エンデューロ選手権
全日本モトクロスや全日本ロードレースと同じくMFJ主催の全日本エンデューロ選選手権は日高2デイズエンデューロなどを含む年間4戦(2019年)及びエリア戦(東日本・中日本・西日本・九州)が開催されます。参加者はMFJライセンスを取得する必要があり、最初は国内B級(申請だけで取得可能)から始まって年間ランキングによって昇格します。また全日本を目指すライダーのために設けられた承認クラスはコース難易度を低く抑える共にライセンス費用、エントリー費用もリーズナブルに設定されています。モトクロスやロードと違ってエンデューロはIAから承認まで同時にレースが進行しますのでトップライダーとランデブーみたいなことも多々あります。自信がない方はまずは承認クラスで全日本を経験してみて下さい。
IA(国際A級)
IB(国際B級)
NA(国内A級)
NB(国内B級)
ジュニア
W(ウイメンズ)
承認クラス-B
承認クラスC
承認クラスCW
【JNCC】
JNCCはシンプルなので理解しやすいと思います。よーいどんで走って3時間後の周回数とタイム差で順位が決まります。
■COMP-GP(3時間)
特例を除き最初はCOMP-Rからの参戦となりシーズン後上位数名が昇格します。参加台数は多くコース難易度も高い(エスケープ設定有の場合も)ので上に上がるにはかなり頑張らなければ!なのです。このレースの魅力はトップ選手と混走できること。周回レースなのでトップライダーの走りを何度も間近に見られます。周回してくるライダーとは速度差があるので気を使って道を譲る心配はありません。上手なライダーほど優しくスーッと抜いていってくれますので、少しだけ頑張ってついていく努力をすればよいと思います。
COMP-AA1 最上級者
COMP-AA2 最上級者
COMP-A 上級者 モトクロスIAライダー
COMP-B モトクロスIBライダー
COMP-R 中級者
■FUN-GP(100分)
COMPGPの午前中に開催される初~上級者向けのレースです。時間は短めでコース設定もCOMPGPのようなハードな設定はありませんが選手層は厚いので上位入賞は決して簡単ではありませんがクラスが多いのでビギナーズ入賞を狙いやすいレースでもあります。もちろんレース後はCOMPGPの観戦です!
FA(上級者/ライセンス条件)
SA(上級者/ライセンス条件) 開幕戦以前に55才以上になるFAライダー
FB(中級実力者/ライセンス条件)
FC(中級者 任意エントリー)
FD(初中級者 任意エントリー)
WAA(女性最上級者 ライセンス条件)
WA(女性上級者 ライセンス条件)
WB(女性中級者 任意エントリー)
WD(女性初級者 任意エントリー)
■キッズ&トライ(70分)
朝一番開催のレースです。お子様や初心者の方でも安心して参戦できます。
JH-Mini(中学生)
SK-Mini(小学3-6年生)
トライ-Men(入門者) XC入門者及び FUN-Dクラスでは不安な初級者
トライ-Women(入門者) XC入門者及び FUN-WDクラスでは不安な初級者
【WEX】
JNCCを目指すライダーのために設けられた入門レース。東日本戦と西日本戦に分かれJNCCとは別の日程で開催されます。コース難易度はそれほど高くなく40分、90分、120分と徐々にステップアップして行ける設定になっています。各レースAクラス、Bクラス、Cクラス、レディース、ペア、トレールA、トレールBなどクラスが豊富で表彰範囲が広いのでトロフィーゲットのチャンスは少なくありません。まずはWEXで腕を磨いてJNCCへステップアップするのがお勧めです。
【レーシングサービス】
RG3JAPAN・BIVOUAK OSAKAはJEC、JNCC(WEX)の公式ブランドとして全戦(WEXは西日本戦のみ)にパドック及びピットを出展します。レース会場でパドックにマシンを並べてみんなでワイワイとレースをエンジョイしましょう。もちろんメカニックやピットサービスもお任せ下さい。
※JNCCはRG3JAPANとしての出展となりRG3チーム員優先のレーシングサービスとなります。※JECはBIVOUAK OSAKAとしての出展となり当店のお客様優先のレーシングサービスとなります。※WEXwestはレース入門者向けのレーシングサービスとしますのでどなたでもパドック入場していただけます。
【オンタイムエンデューロの説明】
「いちど出てみればわかる!」の一言に尽きますが解説します。
➡WRCやDAKAR RALLYはもちろんISDEもオンタイム競技
オンタイム競技は一斉にスタートするのではなく基本的に1台ずつ順番にスタートしタイムの合計によって順位が決まります。接触アクシデントや追い越し(追い越され)の心配が少ない反面、自身でペースメイクやナビゲーションする必要があります。また途中に設けられたチェックポイントを時間通りに通過しなければペナルティーが付加されるのもオンタイム競技の特徴です。
➡オンタイム制には競技区間と移動区間がある!
オンタイム競技にはタイム計測する競技区間(=エンデューロではテスト・ラリーではSS(スペシャルステージ)と、タイム計測をしない移動区間(=エンデューロではルート・ラリーではリエゾン)で構成され競技区間の合計タイムとペナルティータイムの合計で順位が決まります。JECの場合短めのテスト区間とルートで構成されていて途中数か所のTC(チェックポイント)が設けられています。テスト区間は比較的短めで難易度も低めですがルートには難所がある場合が少なくなくオンタイムでTCを通過するのが意外と難しかったりします。
➡チェックポイント
JECのタイムコントロールは少し複雑で選手一人一人にタイムカードが配られ1分単位でタイム管理する必要があります。スタート9:00、TC1 9:30(30分)、TC2 9:50(20分)、TC3 10:15(25分)のように自分のタイムが記載されたカードが配られるのでその時間にTCでチェックを受けます。9:01スタートのライダーはTC1 9:31(30分)となり、9:02スタートのライダーはTC1 9:32(30分)となります。また( )内の設定タイムはクラスによって異なり、NBの選手だとスタート 10:00、TC1 10:45(45分)など緩くなります。周回レースの場合は自ずと設定タイムが短く周回数が多いIA選手が下位クラスに追いつくのでコース上でランデブーできます。ちなみにTCに装着した場合もペナルティーとなるので早く着いた場合は手前で時間を調整=コミュニケーションタイムとなりますが、後半になるにつれ設定タイムが短くなって行くので終盤は水を飲む暇すらないことが多々生じます。
➡パドックの役割
周回レースの場合は毎周回パドックを通過できる設定となっています。HTDEのように長い設定でもスタート・ゴール前は必ずパドックを通ります。TCに余裕がある場合はパドックでの整備、給油、給食などが可能です。もちろんマシントラブルがある場合はTC遅着覚悟でトラブルシューティングすることもあり得ます。
➡メカニックとワーキングタイム
JECは車検前までならメカニックサポートが可能ですが、車検後パルクフェルメにマシンを入れた後は、ゴール後パルクフェルメが解放されるまでライダー自身しかマシンを触ることができません。しかも整備できる時間は限定されていて、周回ごとに戻ってくるパドックでの僅かな時間のみとなります。複数日競技の場合はゴール手前でTC(プレフィニッシュ)を受けてから15分間のワーキングタイムが与えられます。タイムカードにはプレフィニッシュ 16:10、パルクフェルメIN 16:25(15分)などと記載されています。つまりパドックエリアに入る前にチェックを受けてその15分後にはパルクフェルメINのチェックを受けなければなりません。翌朝はスタート前に10分間ワーキングタイムが与えられます。トップライダーはこの僅かな時間に前後タイヤ交換に加えてクラッチ交換までやってしまうなど神業を見せてくれるので先にゴールしたライダー(IAが最も周回数が多いのでゴールは最後になる)は絶対見学すべきです。
➡オンタイム競技は難しい!?
オンタイム競技は難しいという印象がありますが、、、確かに難しいです。ところがいちど出たら完璧に理解できます。なぜならスタート前に渡されるタイムカード通りに走ればいいだけだから。ルール全体を把握するのは難しくても次のTCに自分が何分で着けば良いかだけを考えていれば良いのです。遅着した場合も設定タイムは変わらないので常に( )内の時間を気にしていれば良いのです。まぁヘトヘトでドロドロになると簡単なことでも混乱して思わぬ勘違いをしてしまうのがエンデュランス競技の面白いところでもありますけど。
少しは伝わりましたでしょうか!?
ようするに難しことは考えずにレースを楽しみましょう!ってことです。
エンデューロは、東京マラソンみたいにオリンピック選手と市民ランナーが一緒に走れるという魅力があります。いちど出てしまえば仲間も沢山できるし楽しいことだらけです!わからないことがあればお気軽にスタッフにご質問ください(^^♪
RG3JAPAN・BIVOUAK OSAKAは毎週のようにどこかのレースにパドックを出していますのでレースに挑戦される方はお気軽にお声がけ下さい。会場ではパドックを用意し快適なレース活動をサポートします。寂しく心細い思いもしなくて大丈夫。みんなでワイワイとレースを楽しみましょう。
➡MFJ(日本モーターサイクルスポーツ協会)が主催するオフロード競技は4種類あります。
○全日本モトクロス選手権
○全日本トライアル選手権
○全日本スーパーモト選手権
○全日本エンデューロ選手権
その中でも車種を問わずオフ車乗りなら誰でも参加できるエンデューロ競技は比較的参戦しやすくおすすめです。基本的に耐久レースなので、一部のトップライダーを除けば、完走を目的とするなどエンジョイライダーが多数を占め、みんなでワイワイやる感じ。ほとんどのライダーが1周回すらできないようなハードエンデューロが大人気なのも競技というよりお祭り感覚が強いからだと思います。
➡エンデューロレースには2種類のビッグイベントがあります。
○JEC(全日本エンデューロ選手権)
○JNCC(全日本クロスカントリー選手権)+WEX
※RG3及びBIVOUAK大阪はJEC、JNCC、WEXwest全戦に出展!
エンデューロについては自然地形を生かした云々・・・とググってみれば理解できると思いますが競技の種類となると少し難解になります。MFJが主催する全日本エンデューロ選手権(JEC)はオンタイム競技(一台ずつスタートしてタイムを競う)で、国内最大規模で開催されるJNCCは一斉にスタートしてシンプルに規定時間内で順位を争うレースです。
【JEC】
JECはISDEやRALLYに共通するオンタイム競技。よーいどんではなく、一台ずつスタートしてテスト区間(タイム計測)の合計タイムで順位を競います。またクラス毎にTC(チェックポイント)の通過タイムが決められており、時間通りに通過しなければペナルティーが付されるなどゲーム性が高いレースといえます。※オンタイムって???という方向けに最後にもう少し詳しい解説加えます。
■全日本エンデューロ選手権
全日本モトクロスや全日本ロードレースと同じくMFJ主催の全日本エンデューロ選選手権は日高2デイズエンデューロなどを含む年間4戦(2019年)及びエリア戦(東日本・中日本・西日本・九州)が開催されます。参加者はMFJライセンスを取得する必要があり、最初は国内B級(申請だけで取得可能)から始まって年間ランキングによって昇格します。また全日本を目指すライダーのために設けられた承認クラスはコース難易度を低く抑える共にライセンス費用、エントリー費用もリーズナブルに設定されています。モトクロスやロードと違ってエンデューロはIAから承認まで同時にレースが進行しますのでトップライダーとランデブーみたいなことも多々あります。自信がない方はまずは承認クラスで全日本を経験してみて下さい。
IA(国際A級)
IB(国際B級)
NA(国内A級)
NB(国内B級)
ジュニア
W(ウイメンズ)
承認クラス-B
承認クラスC
承認クラスCW
【JNCC】
JNCCはシンプルなので理解しやすいと思います。よーいどんで走って3時間後の周回数とタイム差で順位が決まります。
■COMP-GP(3時間)
特例を除き最初はCOMP-Rからの参戦となりシーズン後上位数名が昇格します。参加台数は多くコース難易度も高い(エスケープ設定有の場合も)ので上に上がるにはかなり頑張らなければ!なのです。このレースの魅力はトップ選手と混走できること。周回レースなのでトップライダーの走りを何度も間近に見られます。周回してくるライダーとは速度差があるので気を使って道を譲る心配はありません。上手なライダーほど優しくスーッと抜いていってくれますので、少しだけ頑張ってついていく努力をすればよいと思います。
COMP-AA1 最上級者
COMP-AA2 最上級者
COMP-A 上級者 モトクロスIAライダー
COMP-B モトクロスIBライダー
COMP-R 中級者
■FUN-GP(100分)
COMPGPの午前中に開催される初~上級者向けのレースです。時間は短めでコース設定もCOMPGPのようなハードな設定はありませんが選手層は厚いので上位入賞は決して簡単ではありませんがクラスが多いのでビギナーズ入賞を狙いやすいレースでもあります。もちろんレース後はCOMPGPの観戦です!
FA(上級者/ライセンス条件)
SA(上級者/ライセンス条件) 開幕戦以前に55才以上になるFAライダー
FB(中級実力者/ライセンス条件)
FC(中級者 任意エントリー)
FD(初中級者 任意エントリー)
WAA(女性最上級者 ライセンス条件)
WA(女性上級者 ライセンス条件)
WB(女性中級者 任意エントリー)
WD(女性初級者 任意エントリー)
■キッズ&トライ(70分)
朝一番開催のレースです。お子様や初心者の方でも安心して参戦できます。
JH-Mini(中学生)
SK-Mini(小学3-6年生)
トライ-Men(入門者) XC入門者及び FUN-Dクラスでは不安な初級者
トライ-Women(入門者) XC入門者及び FUN-WDクラスでは不安な初級者
【WEX】
JNCCを目指すライダーのために設けられた入門レース。東日本戦と西日本戦に分かれJNCCとは別の日程で開催されます。コース難易度はそれほど高くなく40分、90分、120分と徐々にステップアップして行ける設定になっています。各レースAクラス、Bクラス、Cクラス、レディース、ペア、トレールA、トレールBなどクラスが豊富で表彰範囲が広いのでトロフィーゲットのチャンスは少なくありません。まずはWEXで腕を磨いてJNCCへステップアップするのがお勧めです。
【レーシングサービス】
RG3JAPAN・BIVOUAK OSAKAはJEC、JNCC(WEX)の公式ブランドとして全戦(WEXは西日本戦のみ)にパドック及びピットを出展します。レース会場でパドックにマシンを並べてみんなでワイワイとレースをエンジョイしましょう。もちろんメカニックやピットサービスもお任せ下さい。
※JNCCはRG3JAPANとしての出展となりRG3チーム員優先のレーシングサービスとなります。※JECはBIVOUAK OSAKAとしての出展となり当店のお客様優先のレーシングサービスとなります。※WEXwestはレース入門者向けのレーシングサービスとしますのでどなたでもパドック入場していただけます。
【オンタイムエンデューロの説明】
「いちど出てみればわかる!」の一言に尽きますが解説します。
➡WRCやDAKAR RALLYはもちろんISDEもオンタイム競技
オンタイム競技は一斉にスタートするのではなく基本的に1台ずつ順番にスタートしタイムの合計によって順位が決まります。接触アクシデントや追い越し(追い越され)の心配が少ない反面、自身でペースメイクやナビゲーションする必要があります。また途中に設けられたチェックポイントを時間通りに通過しなければペナルティーが付加されるのもオンタイム競技の特徴です。
➡オンタイム制には競技区間と移動区間がある!
オンタイム競技にはタイム計測する競技区間(=エンデューロではテスト・ラリーではSS(スペシャルステージ)と、タイム計測をしない移動区間(=エンデューロではルート・ラリーではリエゾン)で構成され競技区間の合計タイムとペナルティータイムの合計で順位が決まります。JECの場合短めのテスト区間とルートで構成されていて途中数か所のTC(チェックポイント)が設けられています。テスト区間は比較的短めで難易度も低めですがルートには難所がある場合が少なくなくオンタイムでTCを通過するのが意外と難しかったりします。
➡チェックポイント
JECのタイムコントロールは少し複雑で選手一人一人にタイムカードが配られ1分単位でタイム管理する必要があります。スタート9:00、TC1 9:30(30分)、TC2 9:50(20分)、TC3 10:15(25分)のように自分のタイムが記載されたカードが配られるのでその時間にTCでチェックを受けます。9:01スタートのライダーはTC1 9:31(30分)となり、9:02スタートのライダーはTC1 9:32(30分)となります。また( )内の設定タイムはクラスによって異なり、NBの選手だとスタート 10:00、TC1 10:45(45分)など緩くなります。周回レースの場合は自ずと設定タイムが短く周回数が多いIA選手が下位クラスに追いつくのでコース上でランデブーできます。ちなみにTCに装着した場合もペナルティーとなるので早く着いた場合は手前で時間を調整=コミュニケーションタイムとなりますが、後半になるにつれ設定タイムが短くなって行くので終盤は水を飲む暇すらないことが多々生じます。
➡パドックの役割
周回レースの場合は毎周回パドックを通過できる設定となっています。HTDEのように長い設定でもスタート・ゴール前は必ずパドックを通ります。TCに余裕がある場合はパドックでの整備、給油、給食などが可能です。もちろんマシントラブルがある場合はTC遅着覚悟でトラブルシューティングすることもあり得ます。
➡メカニックとワーキングタイム
JECは車検前までならメカニックサポートが可能ですが、車検後パルクフェルメにマシンを入れた後は、ゴール後パルクフェルメが解放されるまでライダー自身しかマシンを触ることができません。しかも整備できる時間は限定されていて、周回ごとに戻ってくるパドックでの僅かな時間のみとなります。複数日競技の場合はゴール手前でTC(プレフィニッシュ)を受けてから15分間のワーキングタイムが与えられます。タイムカードにはプレフィニッシュ 16:10、パルクフェルメIN 16:25(15分)などと記載されています。つまりパドックエリアに入る前にチェックを受けてその15分後にはパルクフェルメINのチェックを受けなければなりません。翌朝はスタート前に10分間ワーキングタイムが与えられます。トップライダーはこの僅かな時間に前後タイヤ交換に加えてクラッチ交換までやってしまうなど神業を見せてくれるので先にゴールしたライダー(IAが最も周回数が多いのでゴールは最後になる)は絶対見学すべきです。
➡オンタイム競技は難しい!?
オンタイム競技は難しいという印象がありますが、、、確かに難しいです。ところがいちど出たら完璧に理解できます。なぜならスタート前に渡されるタイムカード通りに走ればいいだけだから。ルール全体を把握するのは難しくても次のTCに自分が何分で着けば良いかだけを考えていれば良いのです。遅着した場合も設定タイムは変わらないので常に( )内の時間を気にしていれば良いのです。まぁヘトヘトでドロドロになると簡単なことでも混乱して思わぬ勘違いをしてしまうのがエンデュランス競技の面白いところでもありますけど。
少しは伝わりましたでしょうか!?
ようするに難しことは考えずにレースを楽しみましょう!ってことです。
エンデューロは、東京マラソンみたいにオリンピック選手と市民ランナーが一緒に走れるという魅力があります。いちど出てしまえば仲間も沢山できるし楽しいことだらけです!わからないことがあればお気軽にスタッフにご質問ください(^^♪
Facebookコメント